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英国の想ひ出🇬🇧🇬🇧🇬🇧

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2016年5月19日

本帰国して早2年。ほぼ英国のことを語っていない。何をしていたの?本当にいたの?、、、ということで今回は英国で当初自分が住んでいた環境を書きます。

これから度々自己英国ネタを挟ませて頂きます😝。
イギリスに降り立ったのは前世紀! ’98の6月下旬。まだバリバリの20代でした。それから約1年、学生ビザを取って午前中は語学学校、午後は美容室で仕事💇。

徐々に生活が慣れてきたなという時にひょんなことからバングラデシュ人🇧🇩の家族(当時、父30代。母見た目40代、、、後に同年代、更に後に同い年だと知る😮。子供、、女児8歳、男児5歳ぐらい、そして産まれたて男児の3人)(他、親戚だ友人だ毎日訪問者あり)と住むことになりました。間借りという形で。食事等は自分自身で管理ということで。
彼らの家はまぁ日本でいうと市営住宅みたいな所で(本当は禁じられているが)そのうちの2部屋を貸していて、その1部屋に移り住むことになったのです。

自分の部屋は一階の1室、、と言っても建物(住宅)が斜面に建っていて、ややこしいですが二階が入り口、そして一階に降りるという造りでした。(二階、、2部屋、台所、風呂、トイレ。一階、、2部屋、トイレ、ガーデン)
ここでまぁ異文化の生活というものをモロに体験しました。

朝晩(1日に5回)聞こえてくるお祈り。上の台所へ行くと一心不乱にお父さん(後には息子も)が特別な絨毯敷いて膝まづいて聖地メッカの方向(?)を向いて唱えていました。

そう彼らはイスラム教徒。イギリスには約300万人(だったかな)いると言われています。

秋にはラマダンなる(日中は食事を摂らない断食期)ものがあり、そのおかげで彼らは明け方まで起きて食べたり語ったり。そして日の出とともに静かに(眠ったりエネルギーを抑えた行動)なるのです。う〜ん、これでは実際断食ではないし、、。睡眠妨害的にも感じるし、、、を思いながら過ごしたものでした。
でも基本的には穏やかで明るい人たちでした。

たまにバングラの家庭料理を分けてくれたのですがレストランと違って、まんま本家のバングラ料理❗️カレーベースが基本。マミーが数種類のカレーパウダーをチョイス&ブレンドして、あとシナモン(香木的な?)、何かの実(形的にはレモンの種、、食べない)が入ってて、、、とても美味でした。まぁ慣れもあったけど。
(カレー風味)ラム料理も。日本では敬遠されがちですが、コリアンダー(パクチー)も添えてあって普通ではない味体験❗️(勿論、ウマい!、、、しかしこれを美味いと感じたということは既に味覚が変わってしまったというか順応したというか、、😂)を堪能してました。

彼らは食事の際、右手を使って直に取って食べます。皿に乗った料理、米を器用に口に運びます。当然子供たちも。

日本でもそうですが子供たちが(満腹等で)もう食べたくない時、例えばスプーンですくっては皿に戻す。箸でつまんではため息がちにまた器に戻す、、を繰り返すをバングラの子らは手でやっていました。ああ、どこも子供は一緒だなぁと思って顔がほころんだけど、やはり手でするソレはキタなかったな〜。何回もベチャ、ペチャって😱
ある日の朝、バングラのお母さんが登校前の子供らにミルクとコーンフレークを用意!

おぉ、これはどうやって食べるのか⁈ これも手で? withミルクだぞ〜〜!さあ!さあ、、

、、、何のことはない、スプーンで普通に食べていました。ま、そりゃそうだ。無理をすることはない。期待と少しの落胆。
色々あったけど最終的にそこに9年も住むことに、、。

あゝ今彼らはどうしてるかな、、。
イスラム系のカーン氏がボリス・ジョンソン前ロンドン市長の推していたゴールドスミス氏に勝って、欧州圏では初の大都市の市長に就任したニュースを見てイスラム系家族、バングラ家族を思い出しちゃいました。

長くダラダラ書きましたが情景や雰囲気等は伝わりましたか?

ご朗読ありがとうございました。



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